診療情報管理過程通信教育(2年制)を修了することで診療情報管理士の受験試験を取得することができます。
診療情報管理士の通信教育は、昭和47年から日本診療録管理学会によって「診療情報管理課程通信教育」というものを毎年開催しています。
「診療情報管理課程通信教育」による診療情報管理士の認定者は、合計で11,932名にものぼり、全国各地の医療機関で活躍しているとのことです。
「診療情報管理課程通信教育」は、2年間にわたり診療情報管理士に必要な知識を基礎過程と専門過程の各一年ずつ学びます。
「診療情報管理課程通信教育」の募集定員は1000名で、受講資格はなく先着順となっています。
「診療情報管理課程通信教育」の受講料は基礎過程と専門過程それぞれ1年間で100000万円です。(合計20万円)
「診療情報管理課程通信教育」の申し込みは日本診療録管理学会のホームページから行うことができます。
【診療情報管理士試験の受験資格】
・社団法人日本病院会が認定した大学及び専門学校で所定の課程を修了した者。
・「診療情報管理課程通信教育」を1年間受講した者。
・日本病院会が認める大学、専門学校(3年制以上)において指定の単位修得者。
【診療情報管理士試験の試験内容】
診療情報管理士試験の科目は全部で24科目です。
・基礎医学
・医療統計学
・病院管理学
・病歴管理学
・医療情報学
・国際疾病分類学などが含まれます。
基礎医学は
・解剖学
・生理学
・病理学
・病態学
・医学用語などを含みます。
診療情報管理士試験の合格基準は24科目を二つに分けた科目群でそれぞれ6割以上の得点が必要です。
ただし、一定の得点以下の科目が、群の中に所定の科目数以上ある場合には不合格となります。
【診療情報管理士試験の受験地】
診療情報管理士試験の受験場所は「東京・大阪・福岡」です。
【診療情報管理士試験の試験時期】
診療情報管理士試験は毎年7月、1月に開講されます。
【診療情報管理士試験の受験料】
診療情報管理士試験の受験料は25,000円です。
ちなみに診療情報管理課程通信教育受講料は100,000円。
(受験料、レポート審査費、スクーリング費用含みます)
診療情報管理士とは、病院などの医療機関でカルテを管理・分析したり、疾病統計を作成したりするほか、必要に応じて診察内容をわかりやすく患者に伝える医療専門職を認定する資格であり、安全な医療の提供に診療情報管理士は極めて大きな役割を担っている仕事であります。
アメリカではM.R.Iという称号で1932年以来養成されていますが、日本ではまだ診療情報管理室を持ち活用している病院は少ないのが現状。しかし近年の医療情報化時代に伴って、診療情報管理士による精度の高いカルテ管理に基づくデータの収集、分析が、病院の経営管理、医学研究等にとって大変重要となってきています。
そういった背景を受けて、診療情報管理士は、カルテ(診療録)の内容精査と管理を行うライブラリー作業だけでなく、得られた診療情報をもとにデータベースを構築し、WHOの勧告する国際疾病分類(ICD)に基づきコーディング作業を行い、医療の安全管理や質の向上および病院の経営管理に寄与する専門的職業として信頼されています。